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水沢ダウンの誕生と製法へのこだわり
水沢ダウンは2008年に発売されて以来、多くのファンを持つダウンジャケット。
ダウンの弱点だった”水”に強く、革命的なダウンジャケットとも称されています。
2010年のバンクーバー冬季五輪で、日本選手団が着用する公式ウェアを、スポーツブランドのDESCENTE(デサント)が担当することになり、「一番あたたかいモノを。」届けたいという思いを胸に、スポーツ分野で培った高い技術力を結集して開発されました。
オリンピックの3年前にあたる2007年に、公式ウェアの開発がスタートし、今までになかった高機能なダウンジャケットをつくるため、自社工場の中で最も高い技術を持つといわれている「水沢工場」で製造が行われています。
こうして、工場の名を冠した「水沢ダウン」は2008年に誕生しました。
水沢ダウンは、いかに無駄を削ぎ落とし、機能性を高めるかにこだわっています。
多くの場合、ダウンジャケットには、キルティングが入っています。それは、中の羽毛が下に下がらないように区切っているのですが、ステッチを入れてしまうと生地に針穴が開いてしまうのでそこから中に水が入ってしまいます。
水沢ダウンは、ステッチではなく熱接着を施すことで、生地に穴を開けずにダウンパックを形成しています。
また、袖や裾などの縫製が必要な部分には、裏側からシームテープ加工をすることによって、防水・耐水性を高めています。
さらに、針穴が開いていないことで、非常に気密性が高く、衣服内の暖かい空気も外に逃げにくい構造になっています。
オリンピック選手が着ているものと同じものを僕たち一般の人でも購入できて着ることができるんです!
これってすごいことじゃないですか?
言ってみれば、デサントさんが国の威信をかけて開発した高機能・高性能のダウンジャケットですよ!
日本が世界に誇れる逸品でしょう。
水沢ダウンジャケットハイスペックモデル「マウンテニア」はドイツミュンへンで毎年行われる世界最大級のスポーツ展示会で、商品のコンセプト、デザイン、技術、環境への配慮などの項目で厳正な審査のもと、優れた製品に授与される名誉ある賞であるISPO2018パフォーマンスセグメント・マウンテンパフォーマンスカテゴリー・アワードを受賞しました。
日本だけでなく海外でも人気があるのも納得ですね。

水沢ダウンの定番モデル4選!
水沢ダウンは、フォルムごとにいくつかのモデルがあります。ここでは、特に人気が高い4モデルを紹介します。
いずれも、好みの「色」と「サイズ」を選べます。
MOUNTAINEER(マウンテニア)
水沢ダウンジャケットハイスペックモデル「マウンテニア」。
熱接着ノンキルト加工とシームテープ加工により、水分含浸を防ぎ、高い耐水性を実現。
雨や雪など悪天候下での着用も考慮しフードに水や雪だまりを防ぐ「パラフード」システムを搭載。
フロントジッパー部分に採用されたデュアルジップベンチレーションは、2列のジッパーとその間に配置されたメッシュ生地により衣服内に外気を取り込み、ジャケット内にこもりやすい不快な熱や湿気を逃がすことが可能。
また裏地には保温素材HEAT NAVIを使用し、衣服内を快適な温度にキープ。
また「DOWNPASS」認証を取得したトレーサブルダウンを使用しシリアルナンバーによる厳正な管理を行うことで全ての羽毛の調達過程を追跡することが可能。
※公式サイトより
価格:110,000円(税込み)
SHUTTLE(シャトル)
2014年ISPOアワード、JAPAN GOOD DESIGN賞ベスト100、同特別賞を受賞した水沢ダウン軽量モデル「シャトル」。
熱接着ノンキルト加工とシームテープ加工により高いウォータープルーフ性能を備える。
表地には4WAYストレッチ素材DERMIZAX® MICRO STRETCHを、裏地には保温素材HEAT NAVIを採用。
フロントジッパー部分に採用されたデュアルジップベンチレーションは、2列のジッパーとその間に配置されたメッシュ生地により衣服内に外気を取り込み、ジャケット内にこもりやすい不快な熱や湿気を逃がすことが可能。
フード部には着用時のフィット性を高めるBoa®フィットシステムを装備。
また「DOWNPASS」認証※4を取得したトレーサブルダウンを使用しシリアルナンバーによる厳正な管理を行うことで全ての羽毛の調達過程を追跡することが可能。
※公式サイトより
価格:96,800円(税込み)
ANCHOR(アンカー)
水沢ダウンジャケットの初期モデルとしてロングセラーを続ける「アンカー」。
熱接着ノンキルト加工とシームテープ加工により高いウォータープルーフ性能を備えたダウンジャケット。
フロントジッパー部分に採用されたデュアルジップベンチレーションは、2列のジッパーとその間に配置されたメッシュ生地により衣服内に外気を取り込み、ジャケット内にこもりやすい不快な熱や湿気を逃がすことが可能。
表地には4WAYストレッチ素材DERMIZAX® MICRO STRETCHを、裏地には光を熱へと変換し積極的な保温性能を発揮するHEAT NAVIを採用。
また「DOWNPASS」認証を取得したトレーサブルダウンを使用しシリアルナンバーによる厳正な管理を行うことで全ての羽毛の調達過程を追跡することが可能。
※公式サイトより
価格:85,800円(税込み)
STORM(ストーム)
表地には4WAYストレッチ素材DERMIZAX® FLEXILE MATTE 4WAY STRETCHを採用。
熱接着ノンキルト加工とシームテープ加工により高いウォータープルーフ性能を備える。
雨天時、胸部分にデザインされたStreamLine Technologyは水の流れをコントロールしポケット部分への水の流れを抑制。
またフード部分では水滴が落ちる方向をサイドに流すことで視界を確保。
フロントジッパー部分に採用されたデュアルジップベンチレーションにより効率的に衣服内に外気を取り込み、ジャケット内にこもりやすい不快な熱や湿気を逃がすことが可能。
フード部分には悪天候下での着用も考慮しフードに水たまりを防ぐ「パラフード」システムを搭載。
また「DOWNPASS」認証を取得したトレーサブルダウンを使用しシリアルナンバーによる厳正な管理を行うことで全ての羽毛の調達過程を追跡することが可能。
2015年ISPOアワード金賞受賞モデル。
※公式サイトより
価格:129,800円(税込み)
水沢ダウンの口コミやレビュー、投稿
https://twitter.com/ririsakura4/status/1332483170994819072
おお、すごい撥水性だ!
職場の忘年会へ。
水沢ダウンとルコックのエウレカで。 pic.twitter.com/tshFyznGqX— マジマ (@1020brave) December 30, 2020
水沢ダウンをオシャレに着こなしてますね!シルエットもいいし、インナーの色とスニーカーのつま先の赤色が効いてますね。
長年釣り時にも愛用しているデサント水沢ダウン。今年も活躍して頂くぞ… pic.twitter.com/HSx4imLW40
— sui (@tsurisuwosan) October 22, 2020
冬場の海なんてめっちゃ寒いですからね。釣りには最適な感じがします。
え!寒すぎる!
ジャスは水沢ダウンを愛用してます。爆皆さんも暖かくしてね☺️ pic.twitter.com/4WlEh8NYon
— ジャスミン자수민@バーレスク大阪 (@jsmn_burlesque) December 14, 2020
女性にも水沢ダウンは似合いますね。
脱字がひどい😂
スタッフさんが説明してくれたおかげ、です🙏— けいこ(B) (@iyu61_keiko) December 31, 2020
分かります―。僕も欲しいです―。
水沢ダウンを購入して、今日初めて袖を通した。
被服費を極限まで下げたいと考える自分は、この水沢ダウンを買うまでに4年もかかった。
前のダウンは中古で2万円の物を6年くらい使った。
水沢ダウンはその5倍の価格がするので80年くらい着倒したい。— 星 直史@スナップマート株式会社 取締役CTO (@NaoshiHoshi) December 9, 2020
あはは、是非80年着倒してください!
やっぱり風を全く通さないんだあ。保温性も高いんだろうな。
おー、お揃コーデ!オシャレさんって感じがしますね。
すっきりしたデザインは女性にもよく似合いますね。
サカナクションの山口一郎さんも水沢ダウンを愛用しているそうですよ。
水沢ダウンについて最後に
水沢ダウンはメイド・イン・ジャパンの優れたダウンジャケットだと思います。
デザインもシンプルですから幅広い年齢の方々に支持されてるようです。
ただ、世界的にも人気があるので、偽物も出回っているそうです!
ヤフオク、メルカリなどのフリマ系などでの購入は慎重に行ってください。
「安いから」という理由で飛びついたら危険です。
実店舗なら直営店、ネットなら公式サイトが安心です。
最後に、水沢ダウンやモンクレール、カナダグースなどの高級ダウンジャケットをお持ちの方でクリーニングや補修・染め直しなどをお考えの方は是非当サイトのトップページをご覧になって下さい。